訪問看護ステーションアルメリアは
大阪府河内長野市の訪問看護ステーションです。
Armeria(アルメリア)の花言葉である「思いやり・心遣い」
を大切に。その方とその家族に寄り添い
その人らしく・その家族らしく
日常生活が送れるように
看護師がサポートさせていただきます。


アルメリアでは大きく分けて
3つのサービスをご提供しています。

自費の看護サービスです。
様々な場所へ看護師が同行いたします。

在宅看護が必要な方々に看護師が
相談や訪問支援をさせていただきます。

看護師が学校の
登下校に同行支援いたします。


起業に込めた思い

株式会社在宅看護L&C
訪問看護ステーションArmeria
の起源について少し長いですがお話しさせていただきます。

私は高校卒業後に
介護ヘルパー⇒准看護師⇒正看護師と
6年越しで看護師免許を取得しました。
長かったですがヘルパーで働いていたこと
准看護師で働きながら学べたことは
今では経験となりよかったと思っています。

免許取得後は急性期や
手術室に携わってきました。
結婚、出産を経て子供を中心とした
生活に変わりました。

その後初めて訪問看護に携わりました。
正直最初のころはやりがいも見いだせず
「なんでこんなことをしなあかんの」
と思っていました。

管理者の方に
「患者さんを笑わしておいで」
といわれました。
当時はその意味も
その必要性もわかりませんでした。
看護師としての視点を変えてくれようと
してくれていました。
私はそのころ、まだ人としても看護師としても未熟でした。

訪問看護の仕事がすこしづつ
面白いなと思い始めたころ
父親が脳出血で倒れました。
緊急手術をし、後遺症に右麻痺失語症となりました。

離れて生活をしていたため生活状況も
わからず何をしたらいいのかもわからず
様々な手続きや家の処理を毎日高速で
1時間半かけて通いました。

子供もまだ幼く
毎日バタバタだったと思います。
その頃の記憶はほとんどありません。

育児と介護と家庭と仕事と。
目まぐるしい日々が何年も続きましたが
看護師としての仕事は形を変えながら続けていました。
介護福祉施設に携わりました。

父も介護状態でしたがその頃はまだ
障害と介護の両立が確立されていなく
まだ58歳が高齢者の中で
ともに生活をしている状況でした。

とても違和感でした。
「生きがいってなんやろ」と思い
介護もしながら障害サービスを
受けられたらななど思うこともありました。

また、在宅の場において
「デイサービスと訪問看護と
なんでこんなに距離があるのかな。」
とも思いました。なんせ情報がなかったのです。
そのため、なんで?ということを追求したら
いけないような気もしていました。

しかし私の中ではなんで?と
思うことが募る一方でした。

そんな矢先私が倒れてしまい
入院することになりました。
自分が倒れたら子供たちも生活も回らないと
思いパニック状態にもなりました。
そのとき始めて自分の体と心に目を向けました。

育児も家事も介護も完ぺきに
こなしていかないとと
思っていた気持ちがふっきれ
自分のやりたいことをやろう!
と思いました。

それから子供中心とした生活は
私の生きがいでもあるため
変わりませんでしたが
看護師として育児をしながらもスキルを上げ
もっと地域に関わりながら本当に
必要なことをしていきたいと思いました。

そんなことは無理といわれたりもしましたが
やらずに無理といわれても納得いかず
療養通所介護施設や、就労支援
グループホームの現場を見学に行きました

自ら行動していくうちに
もっと看護師の輪が広がればいいなと思い
地域に活躍していけることが
あればという思いが出てきました。

それを口に出していくと徐々に会社設立の流れになっていき
家族の協力も得ながら看護師の会社
株式会社在宅看護L&Cを立ち上げることとなりました。
会社を立ち上げるのに何年も
覚悟を決める時間を要しました。
だからこそ大事に創り上げ育ててきました。

会社を立ち上げすぐに地域の方に
身近に看護師の相談の場をつくろうと
ナースマルシェを開催しました。そして
看護師業界を盛り上げるため
ナースカフェを開催しました。

私が様々な職場で経験してきたことより
看護師の小さな輪の中で悩み
もがいているのはもったいない

様々な場所があること
考えがあることを知ってもらい
仕事のモチベーションを上げたり
共感より安心感になったり
大変な看護の仕事の少し心休まるところが
できたらなと思い創りました。

そして、Armeria(アルメリア)
と名付けたのは
私の理念の「接遇」「連携」「思いやり」
を大事に、我が社の理念の
「思いやりの中に命(生きる)のケアがある」「看護師新時代」
を創っていきたいと思い付けました。

ご清覧いただきありがとうございました。

代表 北居 順子